シナリオ入力項目
WinGoferでは、Gridシートにブラウザ自動操作のシナリオを記入します。記入する項目の説明です。
Ctrl
条件による分岐(IF)、繰り返し(FOR、WHILE)といった、シナリオの制御構造を記入します。
指定できる条件内容
IO
「IN(入力)」、「OUT(出力)」のいずれかを入力します。なおCtrl欄に入力がある場合は、IO欄は入力しません。
要素(任意項目)
項目の目印となるような内容を自由に記述できます。
TYPE
操作の内容を選択します。入力できるTYPE
変数
【XPath欄】、【入力オプション欄】、【入力値欄】で変数を使用する場合に、使用する変数を記入します。
2個以上の変数を記入する場合は「,(カンマ)」で区切ります。
ただし【入力値欄】で変数を利用する場合でも、Excelから値を取得する場合は、変数は利用できません。
XPath
ブラウザでの操作対象を特定するため、対象となるHTML要素のXPathを入力します。
XPathはXPath取得ツール、ブラウザの開発者ツールで取得することが可能です。
入力オプション
TYPEに応じた、操作の内容を入力します。
Fixed(固定値フラグ)
- 入力
True(チェックあり)に設定した場合、セルからの入力は行いません。代わりに入力値欄に入力する内容を記入します。 - 出力
False(設定なし)にした場合、セルへの出力は行いません。
IO | Fixed | 列、行 | 入力値 |
---|---|---|---|
IN | True | - | 入力する値 |
IN | False | 入力元セル情報 | -(セルから取得される) |
OUT | True | - | - |
OUT | False | 出力先セル情報 | - |
列
入力元/出力先のExcelセル情報の列番号を記入します。列番号はアルファベット(A,B,C…)と数字(1,2,3…)が入力できます。ヘッダーの三角ボタンを押すと、列番号を増減できます。
行
入力元/出力先のExcelセル情報の行番号を記入します。行番号は数字(1,2,3…)を入力します。ヘッダーの三角ボタンを押すと、行番号を増減できます。
入力値
- FixedがTrueの場合
操作に必要な入力値を記入します。 - FixedがFalseの場合
操作実行時に、「列・行」欄で指定したで入力元セルから入力値を取得します。
出力値(入力不要)
シナリオ実行時に、出力した値が表示されます。
結果(入力不要)
シナリオ実行時に、結果が出力されます。
OK | 操作は正常に終了しました。 |
NG | 操作実行中にエラー(例外)が発生しました。 |
None | 操作を実施しませんでした。 (入力値が指定されておらず操作不可能など) |
※OKは、操作がプログラムとして正常に完了したという意味であり、結果が想定通りという意味ではありません。
詳細(入力不要)
シナリオ実行時に、エラーが発生した場合のエラー情報、実行中の変数の値などを出力します。
メモ(任意項目)
備考欄として使用ください。