画面要素がクリックできない

2022年12月31日

WinGoferで、Webサイトの画面要素がクリックできない場合、

  • XPath指定ミス
  • 要素が非表示
  • 表示させるのに操作が必要
  • クック対象要素が、他の要素で隠れている。

といったことが考えられます。

XPath指定ミス

指定したXPathで取得できる要素が存在しない場合、「該当要素なし」のエラーメッセージが返ります。

本来のクリック対象とは異なる要素を取得した場合、結果は「OK」となりますが、期待する操作結果が得られません。(例えば、リンク項目をクリックしたかったが、ただの文字列をクリックした場合など)

要素が非表示

画面要素が、スタイルシートで非表示(display:none;またはvisiblity:hidden;)となっている場合、WinGoferはクリックできません。(手動操作でも非表示要素はクリックできません。したがって、実際は、同じ座標位置にある他の要素をクリックしているはずです)

入力オプションの「座標クリック」を使用するか、他の表示されている項目をクリックしてください。

表示させるのに操作が必要

プルダウンメニューなど、クリック対象の要素を表示させるために操作が必要な場合は、必要な操作をします。

サンプル

項目を選択するには、マウスオーバーで子要素を表示します。
 親要素のXPath://ul[@class="clearfix"]/li/a
 子要素のXPath://a[@id="child1"]

操作シナリオ

TYPE【Action:MOUSE-OVER】で親要素をマウスオーバーしてから、子要素をクリックします。

操作シナリオ

他の要素で隠れている場合

クリック対象の要素が、別の要素で隠れている場合です。ページの上に広告が重なっている場合などがあります。

サンプル

隠れているボタンを表示するには、×をクリックするか、下にスクロールさせます。
 ×ボタンのXPath://span[@class="batsu"]
 クリック対象のXPath://button[@id="submit"]

×ボタンを押す場合
操作シナリオ
スクロールする場合
操作シナリオ