1件ずつ確認しながらデータを入力する。

2022年12月18日

列(行)送りボタン

データ登録作業では、Excelに入力データが一覧表で用意されていることが多いと思います。

自動化する場合、通常は繰り返し処理(ループ)を用いたシナリオを作成しますが、条件判定や変数など、プログラムの知識が必要となり、敷居が高いと感じる人もいるでしょう。他にも、

  • サイトの応答が安定せず、操作が失敗することがある。
  • 操作の一部に自動化が難しい部分(画像を用いた認証など)がある。
  • 重要データ、登録後の修正が困難など、登録前に人間の目で確認しておきたい。

などの理由で、テキストボックスなどへの「データ入力は自動化したいが、送信ボタンは手動でクリックしたい」場合があります。

このような場合は、Gridシートのヘッダー横にある「列送りボタン」を使用すると便利です。

サンプルシナリオ

Excelシートの内容を入力するサンプルです。

画面

https://wingofer.jp/sample/form1/input.html

入力画面
サンプルデータ
入力データ(Excel)
シナリオ

サンプルデータのExcelシートを入力元に指定しておきます。
ここでは、「Excelブック名:入力データ.xlsx」「シート名:Sheet1」としています。

シナリオ

シナリオの実行

実行ボタンを押して、シナリオを1件(ExcelシートのB列)を実行します。

送信ボタンは押していないので、入力内容を確認することができます。
内容に間違いがなければ、送信ボタンをクリックします。

次のデータに移動

列送りボタンをクリックします。

入力元セルがB列からC列に変更されました。

実行ボタンを押して、2件目の操作を実行します。

ExcelからC列のデータが読み込まれ、画面に入力されます。

ダウンロード

シナリオと入力データのファイルです。

シナリオ: input.xml

データ: 入力データ.xlsx

WinGoferからシナリオファイルをOPENし、Excelタブで入力シートを指定してしてください。