XPath取得ツール

2024年3月30日

WinGofer付属のXPath取得ツールを使用すれば、変更に強いXPathを手早く取得できます。

機能紹介

  1. 優れた解析機能
    ブラウザの標準機能と異なり、様々な属性でXPathを解析しますので、画面の変更に強いXPathを取得することが可能です。
  2. ブラウザで取得したXPathも解析
    ブラウザの開発者ツールで取得したXPath(フルXpath)も解析することができ、要素の特定に役立ちます。
  3. 重複チェック
    シナリオ操作時に、画面要素が存在しない、2個以上の要素がヒットといった、エラー要因をあらかじめ排除することができます。
  4. 主要ブラウザで動作
    Chrome、Edge、Firefoxで動作します。
  5. オートコピー
    出力欄クリックで、出力結果をクリップボードにコピーしますので、親ウィンドウのXPath欄への入力がスムーズです。

起動方法

WinGoferからXPath取得ツールを起動します。

XPath取得ツール起動

XPathの取得

対象ページを開き「XPath取得」ボタンをクリックします。

画面の要素を右クリックします。

XPath取得

要素が取得できない場合

画面に表示されていない要素、子要素が前面にある親要素などは、クリックができないため、XPath取得ツールでは取得することができません。その場合は、ブラウザの開発者ツールでXPath(フルXPath)を取得し、XPath欄に貼り付けることで、XPathの解析が可能です。

ブラウザでのXPath取得

フレーム切替

設定で「フレームを無視」にチェックをしている場合、フレーム分割されている画面、<iframe>要素に反応しません。(右クリックをしても画面が反応しない)
フレーム要素のXPathを取得する必要がある時は、「フレームを無視」のチェックを外してください。

フレーム
フレーム無反応
フレーム要素の取得

「フレームを無視する」のチェックを外します。

フレームXPath取得

フレーム要素を右クリックします。

XPath取得結果

フレーム内要素の解析

フレーム内要素のXPathについては、親ウィンドウ側の「フレーム切替」にて、対象フレームに移動した上で解析してください。

タブ切替

新規でタブを開いた場合など、元のタブと異なるタブのXPathを取得する場合は、親ウィンドウ側の「タブ切替」にて、対象タブにに移動した上でXPathを取得してください。

新規タブ(ウィンドウ)
新規ウィンドウを開く

操作対象が親ウィンドウ側にあるので、サブウィンドウで右クリックしても反応しません。

タブ切替

親ウィンドウ側で、操作対象タブを切り替えます。

タブ切替
XPath取得
XPath取得

XPath解析

XPath取得後、「解析」ボタンをクリックで、XPathを解析します。

XPath解析

ブラウザで取得したXPath

ブラウザの開発者ツールで取得したXPath(フルXPath)を解析することも可能です。

画面要素の存在チェック

任意のXPathを入力して、要素の存在チェックを行うこともできます。

要素が1個だけ存在
要素が存在しない
要素が2個以上

設定

設定項目
項目内容
ウィンドウ最小化XPath取得時に、XPath取得ツールを最小化します。
フレームを無視フレーム要素を無視します。(右クリックしても無反応)
フレーム要素を使用しない、かつ「XPath取得」ボタンを押した時の反応が遅い場合に使用すると良いです。
クリックでコピー出力欄のテキストボックスをクリックで、クリップボードに自動的にコピーします。
XPath取得ツールの設定
項目内容
idid属性を解析対象に含めます。
classclass属性を解析対象に含めます。
namename属性を解析対象に含めます。
alt<img>タグなどに使われるalt属性を解析対象に含めます。
text要素のinnnerTextを解析対象に含めます。
href<a>タグなどに使われるhref属性を解析対象に含めます。
div<div>タグを解析対象に含めます。
span<span>タグを解析対象に含めます。
カスタム解析対象にdata-*など、オリジナルの属性値を含めることができます。
解析対象
内容説明
序数優先要素を特定する場合に、要素の順番を優先します。
class優先要素を特定する場合に、要素の持つclass属性を優先します。
解析の優先順位