TYPE設定内容

2023年2月27日

Element

操作するHTML要素に応じて選択します。

TYPE:Element

入力

TYPE:Element(入力)
TYPE操作内容入力値
BUTTONクリックON値で指定した値
TEXT文字入力入力文字列(※1)
LINKクリックON値で指定した値
LABELクリックON値で指定した値
CHECKクリック(選択/未選択)選択:ON値で指定した値
未選択:OFF値で指定した値
RADIOクリック(選択)ON値で指定した値
SELECT選択単一選択:選択項目
複数選択:選択項目を区切り文字でつなぐ
DATE日付欄<input type="date">への入力指定した形式の日付

※1.「ENTER」や「BACKSPACE」など、特殊キーを入力する場合は、「TYPE:Action-SENDKEYS」を使用します。

出力

TYPE:Element(出力)
TYPE内容備考
BUTTONボタンのキャプション
TEXT入力値value属性を取得
LINKリンク先情報href属性を取得
LABEL表示文字列innerTextを取得
CHECK選択状態
RADIO選択状態
SELECT選択している項目
DATE入力値value属性を取得
TABLEテーブル内容対象:<TABLE>タグ
(TABLEの構成によっては、正常に取得できない場合があります)
ATTRRIBUTE要素の属性任意の属性を入力することも可能です。
FIND-ELEMENT要素の個数指定したXPathにヒットする画面要素の個数を表示します。

文字取得の使い分け

通常の文字列は「LABEL」、テキストボックスの値は「TEXT」を利用します。<TABLE>タグで作成された表では「TABLE」を用いることもできます。

Calendar

日付入力欄で、SELECT日付やカレンダー日付を選択する場合に使用します。
画面のカレンダー形式の応じて、Calendar項目を指定します。

なおHTMLが<input type="date">の要素は、TYPE[Element:DATE]を使用します。

TYPE:Calendar

Browser

ブラウザに対する操作を行います。

TYPE:Browser

入力

TYPE:Browser(入力)
TYPE操作内容
URL指定したURLにページ遷移します。
BACKブラウザの「戻る」
FORWARDブラウザの「進む」
RELOADブラウザの「更新」
JS-DIALOGJavaScriptのダイアログを操作します(alert, confirm, prompt)
ダイアログボックスが開いている場合、ダイアログボックスの入力欄に文字入力&OKボタンを押し、ダイアログを閉じます。
DW-DIALOGファイルダウンロード時に表示される「ダウンロードの表示」や「ダウンロードダイアログ」、「名前を付けて保存」ダイアログボックスを操作します。
UP-DIALOGアップロード操作<input type="file">を使用したときに表示される「ファイル選択」のダイアログボックスを操作します。
OPEN新たにブラウザのタブを開き、操作対象にします。
CLOSE現在のブラウザタブを閉じます。
(最後のタブの場合、ブラウザが閉じます)
STOPシナリオ操作を終了します。
(ブラウザは閉じません)

出力

TYPE:Browser(出力)
TYPE内容備考
URLブラウザのURL
TITLEブラウザのタイトル<title>タグの内容であって、実際にタブに表示されている内容ではありません。
SCREENSHOT画面キャプチャファイル名の指定で、タイムスタンプを付加することで、同一ファイル名による上書きを防ぐことができます。

Wait

シナリオ操作時の待機設定をします。

TYPE:Wait

入力

TYPE:Wait(入力)
TYPE操作内容備考
TIME指定した時間の間、待機単位ミリ秒
ELEMENTXPathで指定した画面要素が条件(表示/入力可能)になるまで待機※1
ATTRIBUTE要素の属性が、指定した文言になるまで待機※1
PAUSEメッセージボックスを表示して、一時中断します。途中で手動操作が必要 or 画面確認が必要な場合などに利用ください。※2

※1.最大待機時間は「オプションダイアログ:待機時間」にて設定します。

※2「PAUSE」でシナリオ実行を中断した場合、ブラウザを操作することはできますが、Gridシートへの入力はできません。シナリオ操作の途中でGridシートに入力したい場合は、「Browser:STOP」にて、いったんシナリオを停止し、Gridシート記入後、停止した次の行から再開してください。

Action

右クリックやマウスオーバーなどの、通常の入力とは異なる特殊操作を行います。操作対象フレームの移動を行います。

TYPE:Action

入力

TYPE:Action(入力)
TYPE操作内容入力値
MOUSE-OVERマウスオーバーON値で指定した値
RIGHT-CLICK右クリックON値で指定した値
DOUBLE-CLICKダブルクリックON値で指定した値
SENDKEYSXPathで指定した要素にキーボード入力を行います。入力するキー
SCROLLXPathで指定した要素まで画面をスクロールします。
FRAME-IN操作対象をXPathで指定したフレームに切り替えます。
FRAME-OUT操作対象をページの最上位に戻します。

シナリオ操作の対象ページが、

  • <frmae>タグで、フレーム分割されている場合
  • <iframe>タグで、インラインフレームを持つ場合

フレーム内は独立したHTMLドキュメントを持っています。

フレーム内の画面要素を扱う(XPathで取得する)には、WinGoferの操作対象ページを「FRAME-IN」でフレームに移す必要があります。そしてフレーム内の操作を終え、元の親ページに戻る場合は「FRAME-OUT」で操作対象を最上位のページに戻します。

TabSwitch

新しくタブを開いた場合など、現在とは別のタブを操作する場合は、対象タブを移動させる必要があります。

TYPE:TabSwitch

入力

TYPE:TabSwitch(入力)
TYPE操作内容備考
TITLE開いているタブを検索し、タイトルが一致するタブに遷移します。条件を満たすタブが複数存在する場合は、最初にヒットしたタブに遷移します。
URL開いているタブを検索し、URLが一致するタブに遷移します。
BACK直前のタブに戻ります

VarNumeric

数値型変数を扱います。

TYPE:VarNumeric

入力

TYPE:VarNumeric(入力)
TYPE操作内容
SUBSTITUTE変数の宣言、数値の代入を行います。
「代入式」には、値・数式(※1)・変数(※2)を記入することができます。
LAST-VALUE直前の出力値を、変数に代入します。
CONVERT-STR数値型変数の値を文字に変換し、文字型変数に代入します。

※1.入力できる記号は、「+(足し算)」、「-(引き算)」、「*(掛け算)」、「/(割り算)」、「%(剰余:割り算の余り)」、及び「.(小数点)」、「()カッコ」です。

※2.「代入式」に変数を利用する場合は、使用する変数を【変数欄】に記入します。

出力

TYPE:VarNumeric(出力)
TYPE内容
OUTPUT指定した変数の値を出力します。

VarString

文字型変数を扱います。

TYPE:VarString

入力

TYPE:VarString(入力)
TYPE操作内容備考
SUBSTITUTE変数の宣言、文字列の代入を行います。式に演算子は不要。変数^aの値がAのとき「^a+B」の結果は、「AB」ではなく「A+B」です。
LAST-VALUE直前の出力値を、変数に代入します。
LEFT左側から指定した文字数分、文字を取り出します。
RIGHT右側から指定した文字数分、文字を取り出します。
MIDDLE開始位置から文字数分、文字の中間部分を取り出します。先頭文字の開始位置は「1」です。(1始まり)
REPLACE文字列に含まれる特定の文字列を置換します。置換後の文字を「入力なし(空文字)」にすることで、特定の文字列を削除することができます。
TRIM文字列の両端のスペース部分を取り除きます。
CONVERT-NUM文字型変数の値を数値に変換し、数値型変数に代入します。

出力

TYPE:VarString(出力)
TYPE内容備考
OUTPUT指定した変数の値を出力します。
LENGTH変数が保持する文字列の、文字数を出力します。
INSTR文字型変数が持つ値を、指定した文言で検索し、最初に現れる文字位置を数値型変数に代入します。先頭文字の位置は「1」です。(1始まり)
INSTR-REVINSTRが先頭文字から検索するのに対し、INSTR-REVは文字型変数内を、後ろから検索します。

Excel

入出力シートの切り替え、セルへ固定値を出力する場合に使用します。

TYPE:Excel

入力

TYPE:Excel(入力)
TYPE内容
CHANGE-SHEET入力シートを切り替えます。
BASE-SHEET入力シートを、リボン上のExcelタブで指定している元のExcelシートに戻します。

出力

TYPE:Excel(出力)

TYPE内容
CHANGE-SHEET出力シートを切り替えます。
BASE-SHEET出力シートを、リボン上のExcelタブで指定している元のExcelシートに戻します。
CELL-OUTセルへ決められた値(ヘッダー情報など)を出力します。