待機処理
ブラウザのページが切替わる場合、通常はサーバーとの通信が発生します。WinGoferは自動で待機し、ページが読み込まれてから次の操作を開始します。
しかし、Ajaxなど、非同期通信と呼ばれる方法でページの一部だけを更新する場合、通信は発生しますが、ページは切替わらないので、自動的には待機が行われません。
このようなケースでは、TYPE【Wait】で、明示的に待機処理を入れる必要があります。
待機が必要なケース
通信ボタンをクリックすると、数秒後に結果を取得します。
このサンプルでは「通信」ボタンを押すとサーバーと通信して内容を更新します。
同時に<p>要素のclass属性を、"ajax_in"から"ajax_out"に書き換えて、背景色を切替えます。
待機処理を入れない場合
通信ボタンをクリック後、ただちに結果欄を取得しに行くので、正しく結果を取得できていません。
明示的に待機
通信完了時に<p>要素のclass属性が"ajax_out"になることを利用します。
TYPE【Wait:ATTRIBUTE】を指定して、<p>要素のclass属性が"ajax_out"になるまで待機します。
通信ボタンをクリック後、通信完了まで待機し、正しい結果が得られます。
ダウンロード
このページのシナリオファイルです。
シナリオ:wait.xml
ダウンロードしたシナリオファイルをWinGoferからOPENしてください。