ブラウザのプロファイルを使用する

2023年1月19日

Webブラウザは、参照履歴やブックマークなどのユーザー情報を「プロファイル」と呼ばれるフォルダに保存しています。複数のプロファイルを切り替えて使用することも可能です。

WinGoferは通常、プロファイルなしの状態で動作します。この場合、履歴情報はブラウザを閉じると消失します。前回の履歴を残したい場合は、プロファイルを使用して実行します。

あらかじめ手動で操作した履歴情報をプロファイルに記録しておき、WinGoferでプロファイルを指定することで、手動操作の内容を引き継ぐこともできます。
サイトの認証情報(cookie)も、プロファイルに紐づいているので、認証を済ませたプロファイルを使用すれば、ログイン操作をスキップすることも可能です。

プロファイル使用時の注意

プロファイルの指定

メニュー「ファイル」-「オプション」-「ブラウザ」で設定します。

ブラウザ設定

Chrome / Edge

プロファイルのフォルダーを指定します。指定したフォルダーにプロファイルが存在しない場合は、新規作成されます。
現在のプロファイルは、アドレスバーに chrome://version/ と入力することで表示されます。

Firefox

プロファイルのフォルダーを指定します。無効な値を入れるとエラーになるので注意してください。
現在のプロファイルは、アドレスバーに about:profiles と入力することで表示されます。

プロファイルの作成

Firefoxのプロファイルは、「プロファイルマネージャー」にて作成します。
アドレスバーに about:profiles と入力

プロファイルマネージャー

「新しいプロファイルを作成」をクリックすると、ウィザードが開きます。

プロファイル作成ウィザード

プロファイル名と保存先を入力

プロファイル作成

プロファイルが作成されました。

プロファイルの指定

WinGoferで、作成したプロファイルを指定します。

ブラウザ設定